COMME des GARCONS 最初期70s 蒔糊散らしのシアーカーディガン

1969年に創業したコムデギャルソンは、『カラス族』が一世を風靡する前のスタートアップ期は『洗練されたシンプル』にとにかくこだわり、デザイナー自身が納得いくまで作り続け、さまざまなことに挑戦していました。


こちらは、その頃のおもしろいトップスです。
着物の染色方法の一つに「蒔糊散らし（まきのりちらし）」と言う技法があります。蒔き糊は友禅染の技法の一種。 まず方染糊を竹の皮に塗って薄くのばし乾燥させ、それを細かく砕いて十分に湿らせた布地に蒔き乾いてから染料をかけます。 文様と組み合わせて雪が降った様子を表したり、全体にあしらって地模様にすると言うものです。

その技法をオマージュしたかのような一品。繊細な糸で透け感のある生地を編み、その上にクリアーな糊のような、蝋のような色味違いの染料を蒔き散らしてあります。蒔き散らした染料は光や角度よって見え方が変り、幻想的な模様を創り出しています。
パッと見は、シンプルなカーディガンのようですが、とても手の込んだ作品。背景を考えるだけでもワクワクするような希少なアイテムです。
(背景は私見です)



【カラー】グレー


【素材】
残念ながらブランドタグに付いていた素材タグを外してあります。
おそらく化繊かと思います。


【平置きサイズ】
肩幅　約34cm
身幅　約38cm
着丈　約61cm
袖丈　約65cm
誤差はお許しください。


【condition】
古着ですが使用感あまりなく、素材タグを外してある以外は問題がありません。目立った汚れや傷も見当たりません。



お気軽にお問い合わせください。


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カラー···グレー
袖丈···長袖
着丈···ミドル
柄・デザイン···その他
季節感···春、夏、秋、冬

商品の情報