西独Telefunken ヴィンテージフロントマグネットシステム_ペア

・工房製作品です。
・スタンドは含みません。
【1】概要：
・1950～60年代のTelefunkenのフルレンジユニットが天然木集成材後面開放型エンクロージャーにセットしたシステムのペアです。
・オリジナルのエンクロージャーが劣化していたのとやや華奢な造りでしたので廃棄し、かわりに響きが良く剛性の高い天然木で新規に作成しました。
・Telefunkenロゴの入ったフロントカバーは流用しています。
・出品のユニットの特徴は、アルニコマグネットがコーン紙の前に設置されていることです。
・このため奥行きが小さく、かつ高音の指向性が広いことです。
・出品のシステムはこのユニットに最適と思われるサイズ、材質のエンクロージャーにセットされていますので、主観ですがニュートラルで、かつ生き生きとした音になっていると思います。

【2】ユニット
・口径：132X182mm
・マグネット：アルニコ、フロント設置
・コーン：超軽量コーン、フィックスドエッジ
・状態：大きなダメージはない良好な状態。
・インピーダンス：4オーム

【3】エンクロージャー
・サイズ：幅206mm、高さ306mm、奥行225mm
・型式：後面開放型
・材質：天地側面は18mm厚の天然木パインの集成材、バッフル、裏板はMDFです。
・外装：100、240番のサンドペーパーで研磨し、次にワトコのダークウォールナットオイルと600番のサンドペーパーで繰り返し研磨して仕上げています。内部もダークウォールナットで仕上げています。
・設置：横置きが基本ですが縦置きも可能な仕上げになっています。

【4】音
・以下の感想は主観ですのでご承知おきください。
・能率は高いので中小出力の真空管アンプにも最適です。
・音楽ソースのジャンルは選ばず1950～80年代のクラシック、JAZZなどを気持ちよく生き生きと再生します。
・高音はフロントマグネットの効果か、非常に良く拡散され指向性が広くなっています。
・点音源なので位相の回転がなく楽器数が多くなってもきれいに分離します。
・また後面開放型エンクロージャーの効果で後面にも音が広がりスケールの大きな再生になっていると思います。

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